壊れた標本の修正方法

アッ!!やっちまった〜!!

 

レベル0:下羽がチラリ

レベル1:胴体外れ

レベル2:フセツ欠け

レベル3:触覚欠け

レベル4:根元から足外れ

レベル5:バラバラ…

 

 

購入した標本なら輸送中のフセツ欠けなど普通にあります、クレームはヤメましょう

ブリードに使用した個体や種類によってはパプキンなど死後は特にモロいので

キレイな標本を作るなら必須の技術です

飼育中にフセツが欠けてもちゃんと保存しておきましょう。

 

 

可哀想に、バラバラになったレベル5パプキンを例に修正方法をご覧いただきましょう

用意するものは展足で普段使用するものと接着用に木工ボンドが必要になります


飼育していたパプキン、展足するため保管していましたが

触ると次々崩れてバラバラになってしまいました


ねりゴムでアゴを支え、まずは胴体をボンドで結合しました

修正中もポロポロと崩壊してしまいます


足のパーツ、この撮影後更に細分化してしまいました


足を接着するため裏返しにしてねりゴムで固定します


足の接着画像です、上手くねりゴムを使って固定します


画像のように接着部分にねりゴムを添えておいて木工ボンドを乗せた後に合体させます


ひとつずつ乾いてから作業をするためかなり時間が掛かります


足が接着出来たので次はツメを接着してゆきます


ありゃりゃ…

ご覧の様に大変モロいため更にボロボロとフセツが分解してしまいました、

次は急きょフセツの接着をしてみます


個別に修復していきましょう

細かいパーツはピンセットで扱うと弾け飛んでしまいますので

ねりゴムを虫ピンの先に取り付けて扱います


いよいよツメの接着です


写真撮るの忘れてました…で、いきなり接着済みの画像です


触角ボロボロ…その後パーツも紛失!!

現在のところ木工ボンドで上手く接着が出来ないのでここで制作停止中です

よいアイデアが浮かんだら再開したいと思います

 

残念ながら触覚は何処かへ行って無くなってしまいました…

ここで終了です。

 

 

無念 

 

 

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